とんでもない夢を見た。 いやあ、ある意味願望の発露って奴か。ジグムント先生はなんて仰るか。 でも、あの夢かなったらウハウハだなあ。

のあと

っていうか、いつからうちの向かいにマンションが出来たんだ。

目が覚めて、なんか爆音と閃光が。 なんだろう、と這って部屋を出て窓の外を見ると、向かいのマンションのベランダの全てに死体が折り重なっている。 思わず俯いた。 母親が「伏せなさい!」と頭を押さえつける。 こんなところで伏せても意味がない、と家族…

の続き

学校で、あまりのことにずっと小説を書いていた。 ペンを握っている右手に、肉を刺した感触が残る。 そして今もそれが消えない。 包丁の切っ先で間違えて膝を切ってしまったときの鋭い痛みも、つぷん、と皮を突き破ったときの感触も、消えない。 思わず吐い…

さっき、夢を見た。それで飛び起きた。 殺される夢はしょっちゅうだけど、人を殺す夢は初めて見た。

ゆめのあと

暑さのせいかテストのせいか。懐かしい夢を見た。寝ていたわけじゃないけれど。唐突な白昼夢。自分から見る白昼夢には慣れているものの、唐突に、本当に唐突に突然に無意識に、あちらから飛来してきた白昼夢は久々。

「あんたはなんでそんなに可愛くないんだろうね。可愛くなろう、っていう努力すらしないんだから。する気ないのよね。」 だってね、お母さま。可愛くなろうと必死で頑張っていた当時五歳の私に「気持ち悪い。」と仰ったのはあなたですよ。