会計補佐長がここを知っているらしいことが判明。検索で来る人が最近いるなあ、って思ったら。まあ、彼女ならいいや。
 前主将にも、はてなで書いていることをばらしてきた。こっちは文芸サークル向けの日記なんですよねえ、などと言いつつ。
 ただ単に、剣道同好会の幹部活動の裏ネタを書いているので、なるべくなら後輩には見せたくないな、って思っただけなんだよね。代替わりしてからだったら晒してもいいけど、うちの同好会って、基本的に幹部の三年生は、後輩がなにも気に止まずに同好会を楽しめるようにするのが目的なんで。
 昨日、二年が里村の役職について聞いてきた。今日会計補佐長が語ったところによると、今年の二年がかなり早い段階から役職について真剣に考えているらしい。確かに里村もこのあたりでどういう役職があるのかな、くらいは先輩に聞いていたけど、ここまで深くは聞かなかったなあ。
 とりあえず、どちらかというと里村の役職に就くと、ぶっちゃけ剣道はできないよ、と言っておいた。里村が不器用で剣道下手なだけの可能性もあるけど。でも、試合の最中でも実際備品のことや、他の選手の状態の方が気になって、あんまり試合に集中できない。毎回負けている言い訳にもならないけれど。でも、本当にそっちが気になる。
 しかも、男女差別になるかもしれないけれど、里村の役職(マネージャー)について聞いてきたのが男の子だったから、あまり勧めなかった。女の子は剣道しなくていいよ、ってわけじゃない。でも、なんとなく、今までのことからして、男の子はそういう雑事に捕らわれずに剣道をしていたいんじゃないか、って思っていたから。だから、男の子で大丈夫なのかなあ、とも思った。
 結論として、まだ役職決めまでかなり余裕があるんだから、今のうちに深く考えずに剣道を楽しんで欲しいな、って言っておいた。二年生だから、本当になにも考えず、ってわけにはいかないんだろうし、ちゃんと里村たちの仕事を見て覚えて欲しいし、今の一年に対して先輩らしい姿をとろうと思ってほしいけれど、でも、親心なのかな、まだ、そういう重荷を背負って欲しくない。自分の役職を重荷って思ったことはないけれど。でも、二年生までの自分とは違うことは確か。羽目を外せるのは二年まで。甘えていいのは二年まで。だから、今のうちにいっぱい羽目を外して、甘えて欲しいなって思う。
 まだいいよ。ちょっと横目で里村たちの仕事を見ているレベルで。まだ遊んでいていいよ。