もしくは・・・

 んーんー、んとね。
 他人と比べるのはおかしい。
 他人や自分が平気でも、その人は平気じゃないかもしれないわけで。
 別に凹んでいるのにべたべたに甘やかせなんて言わないけど。
 愚痴っているのにそれを真っ向から間違っている、って書いた上に曲解して皮肉を書いていくのはいかがなものかと。
 頑張らせるためにお尻を引っぱたく意味もあったんだろうけれど、それにしても月並みな言い方だけど色んな人が見ているネット上、しかも友達が見ているのわかっているのにそういうこと書くのはいかがなものかと。本人に直接言えばいいことじゃないのかなあ、と。活字だけじゃあ、相手がこっちを励まそうとして厳しいこと言っているのか、本気で怒っているのかよくわからないし。しかも、「つまり君は」って揚げ足を取っているような書き方は・・・。
 んーんーんー・・・。
 いやま、里村も結局その人の知らないところでこうやってぐちぐち言っているわけで。その人攻撃しているように捉えられるんだけど。攻撃というより、なんか、読んでてちょっと気持ちのいいものでもなかったなあ、と落ち込んでみた。
 そりゃまあ、練習していなかった本人が悪いし、それを面白がる周囲は、彼がそういうキャラだから、そういう空気だから、っていうのがあるんだろうし。里村自身、もっとちゃんと練習しとけよ、って思ったけど(いや、だからといって里村は完璧ってわけじゃなかったんだけど。でも、もっと前から練習してた、って自負があるわけで)、逆に周囲のそれで反省できて、まだ本番まで時間はあるわけなんだからちゃんと練習する気になれるんならいいかなとは。前向きになるには一回落ち込んで反動をつけないと浮上できないから、その反動をつけている最中なんだろうな、って思って読んでいたんだけど。
 それを頭抑えて浮上できないようにしている・・・ような気がする。
 まあ、他人を気にせず、自分は自分であるという自信を持って集中すべきだ、というのは正論なんだけど。あまりにもうるさいと集中できないよなあ。新学の部室行ったら勉強できなくなっちゃうのと似た論理(笑)。
 でもなあ・・・そこでプロを引き合いに出して比べるのは・・・。いやま、それくらいの気合がなければ上は目指せないんでしょうが。でも、やっぱりプロと里村たちを比べるのはおかしい気が。手本にしろというのならともかく。あれ、手本にしろ、って意味だったのかな? あ、そうかもしれない。うん、ああいうプロの人の精神力というのは見習う、いや、見習うって偉そうな言い方か、やっぱりお手本、かな。お手本にしないとなあ。
 でも、空に向かう竹に苔の気持ちなどわからない、っていう某小説の一節は泣きたくなったなあ、中学三年生の頃。
 あ、いや、彼を苔と言っているわけではなく。ちょっと似たようなこと自分に関して思い出しただけで。
 ま、結論は、その方が見ていないところでぐちぐちとやっている自分は陰湿な苔なんだろうなあ、と。
 でもあそこで反論しても空気読んでないし・・・。あうあうあ。
 どう思うよ、鳥?