でも

 里村も実は動揺していたのは事実で。それでもなにごともなかったかのように振舞っていた里村に対して幹事長がめっさ感謝していた。褒めろ褒めろ。
 でも、この一週間を振り返ると、「そうか、お前、あのときも我慢してたのか」「って、もしかしてあれのときも知ってたのか・・・」と幹事長めっさ落ち込みまくり。
 伊達に二十年生きていないよ。